病院向けコンサルティング

病院の経営上の特徴と動向

1.2013年の病院運営、7割が赤字に

病院向けコンサルティング赤字病院は3年連続で増加。開設者別では、自治体病院は320病院中292病院(91.2%)、そのほか公的病院は187病院中99病院(52.9%)、私的病院は109病院中41病院(37.6%)が赤字だった。100床当たり医業収支を見ると、医業収益は前年6月比2.5%増の1億6863万9000円に伸びたが、医業費用はそれを上回る同3.5%増の1億7747万6000円だった。
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2.減少の一途をたどる病院数

病院の施設数は、都道府県ごとに策定された「医療計画」に基づき、基準数を超えた場合は、それ以上病
院の開設や病床の増床を認めない「病床規制」が開始されたことに伴い90年以降減少が続いている。

1990年 2000年 2005年 2010年 2011年 2012年
一般病院 9,022 8,205 7,952 7,587 7,528 7,493
一般診療所 80,852 92,824 97,442 99,824 99,547 100,152
歯科診療所 52,216 63,361 66,732 68,384 68,156 68,474

出典:一般社団法人 全国公私病院連盟
「平成25 年 病院運営実態分析調査の概要」より

病院の経営のポイント

1.地域の中で、明確な存在意義を生み出し、発信する

病院向けコンサルティング診療報酬改定など外部環境変化が著しい中、制度への適応に経営を傾倒させているケースが近年多く見られる。時流適応は重要だが、同時に地域における自院の明確な存在意義を生み出し、発信していくという原則を忘れてはならない。今後の市場動向に合わせた適切な中長期の経営判断が求められる。これらの環境変化に対応していくためには、病床転換や科目の再定義なども含め、地域ニーズをしっかりととらえた上で、本当に地域で必要とされる医療機関の形をつくっていく必要がある。

2.新しい時代の病院経営へ向けての組織改革

病院向けコンサルティング長い間続いた安定した病院経営の時代。待っていれば患者さんが来院してくれて、収入を確保することができた。しかし、そんな時代も終わり、組織として、チームとして一丸となり経営をしていかなくては立ち行かない時代になった。にもかかわらず、長い間ぬるま湯に浸かっていた組織はそう簡単に変われない。それぞれが別の方向を向いて仕事をしていれば、医療過誤などの原因になることがある。経営環境が病院経営に追い風の時代は、組織の硬直化は大きな問題ではなかった。しかし、近年の環境変化に適応していくためには、チーム医療を本当の意味で実現させていく必要があり、硬直化した組織から柔軟性のある連携体制のある組織へと生まれ変わらせていくことが重要となっている。

3.人材確保が永続経営のかぎ

病院向けコンサルティング今回の診療報酬改定により7対1基準による看護師の争奪戦は落ち着きを見せているが、それでもやはり現場では看護師採用に苦労している病院が多く存在する。また、かりに採用できたとしても定着率が悪く、採用コストが膨大になっているケースも多い。今後は、採用スキームの確立とともに教育システムや評価システムまで連動したシステムの構築が不可欠となる

病院の成功事例

1)商圏人口4万人ほどの私立病院の改革事例

四国にある診療圏人口4万人程度の都市で回復期病院を展開する病院の事例です。地域連携室がうまく機能しておらず、回復期対象の患者の紹介が安定しない状態が続いていました。
調査の結果、紹介元の病院や診療所において、自院の特徴がまったく認識されていないということが分かりました。また、当初想定していたエリアだけでは安定した紹介患者獲得が難しいことが診療圏調査により明確になりました。
そこで、地域連携室メンバーをしっかりと組織化し、営業支援を実施。
調査結果より、
・強みの明確化→強みのツールへの落とし込み
・営業範囲を拡大
・院内説明会などの実施で自院の強みのPRを実施
などを通して安定的に紹介患者を獲得することに成功。半年ほどでベッドは満床状態が続くようになりました。

2)都内の私立病院の増患改革事例

都内にある精神科病院。開院から2年以上毎月赤字の状態が続いていた。しかし、急性期の精神科という特徴を最大限に発揮するために営業強化にあわせて徹底的なWEB改革を実施。
より、患者のアクセスのハードルを下げる商品作りを行い、同時に商品を発信するためのWEBサイト構築からPPC広告の運用により、一気に増患に成功。半年後には完全黒字化に成功し、その後黒字経営を継続している。

病院向けコンサルティングメニュー

項目 内容
1.月次コンサルティング
(顧問契約)
医療経営の専門コンサルタントによる顧問契約です。理事長・院長の経営参謀として、業務効率化から集患・増患まで、様々な経営のアドバイスを行い、医院経営の改革を進めます。
2.戦略策定コンサルティング 医療制度改革に合わせ、病院も時代に即した形に変化をしていく時代になりました。将来を見据え、永続できる病院体制をつくるための戦略策定を行います。
病床稼働率UP 病院情報の発信体制の整備、地域連携質の認知度強化といった各取り組みの中で、貴法人の営業体制を確立していきます。
病床転換 経営者・経営幹部との十分なディスカッションを経て、事業戦略・病床機能の方向性を決定し、診療機能面・財務面の双方を踏まえた事業計画策定と転換後の収益シュミレーション策定により、効率的かつ実践的に病床転換を支援します。
在宅医療 在宅医療の立ち上げはもちろん、ケアマネージャーとの関係性づくり、集患・増患、地域の介護施設への営業支援など訪問診療・訪問看護・訪問リハ・訪問歯科・訪問介護といった在宅サービスの業績アップをサポートします。
6.業務効率化コンサルティング 業務効率、診療効率を改善することで、病院全体の生産性向上のためのコンサルティングを実施いたします。
7.リスクマネジメントコンサルティング 近年、医療過誤が病院経営の根幹を揺るがすケースが多く見られます。永続的な病院経営のためのリスクマネジメント支援を実施いたします。
8.コスト削減コンサルティング 病院経営にはさまざまな業者との連携が不可欠です。その中で、経費の無駄が発生していることも多く、無駄を洗い出し削減のご提案をいたします。
9.採用コンサルティング 看護師、医師をはじめ、医療スタッフの採用を支援します。採用サイト、パンフレット作成、説明会プロデュースなど、単発の採用ではなく、「継続的に採用できる体制構築」を支援します。
10.評価賃金制度構築 医療スタッフがモチベーション高く働けるように、貴院に適した評価賃金制度を構築します。
11.スタッフ接遇力アップ研修 「新人研修」「チーフスタッフ育成研修」「接遇力アップ研修」等、貴院の課題、テーマに応じた実践的な研修を実施致します。
12.財務コンサルティング
(資金調達・資金繰り・財務基盤強化)
資金管理の徹底と継続をするための仕組み作り、資金調達等、銀行交渉に関する支援を行います。
13.事業承継コンサルティング 税理士・会計士・弁護士・銀行の専門知識を集約し、適切な承継について支援します。

病院向けセミナー

【終了】病院採用セミナー

脱・紹介会社依存、脱・媒体依存のための、最新採用手法!

【東京会場】 2016年6月19日(日) 13:00~17:30 (受付12:30~) (株)船井総合研究所 東京本社 〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル 21階 JR東京駅丸の内北口より徒歩1分

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【終了】病院経営研究会 3月度拡大例会

2025年に向けて、医療・介護一体改革が進行し、各都道府県で地域医療ビジョンの策定が始まっています。 各医療機関は、「病院から地域」、「医療から介護」のキーワードに象徴されるこれらの改革に、適応することが求められます。 本研究会では、毎・・・

【東京会場】 2016年3月13日(日) 11:30~17:00(受付11:00~) (株)船井総合研究所 東京本社 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目6番6号 日本生命丸の内ビル21階 JR東京駅丸の内北口より徒歩1分 ・・・

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【終了】医師・看護師 採用セミナー

全国から医師が集い、 研修医倍率2倍を超える 「医師から選ばれる病院」の作り方

【東京会場】2016年2月20日(土)13:00~17:00(受付:12:30) (株)船井総合研究所 東京本社 〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル 21階 JR東京駅丸の内北口より徒歩1分 【・・・

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【終了】地域包括ケア病棟を核とした病院経営戦略セミナー

新設から2年。成功事例を徹底検証 【地域包括ケア病棟を核とした病院経営戦略セミナー】

【東京会場】 2016年1月24日(日) 13:00~17:30 (受付12:30~) (株)船井総合研究所 東京本社 〒100-0005東京都千代田区丸の内1-6-6日本生命丸の内ビル 21階 JR東京駅丸の内北口より徒歩1分 ・・・

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病院向け定期勉強会

病院経営研究会

病院経営研究会とは病院の業績アップを目的に、情報やツールの提供、参加者同士の成功事例共有を行う超実践的な勉強会です。

詳しくはこちら

担当コンサルタント紹介

北里 淳(キタザト ジュン)

医療・介護・教育・福祉支援部 グループマネージャー チーフ経営コンサルタント

2006年   青山学院大学 卒業
2006年   船井総合研究所 入社
2011年   船井総合研究所 チームリーダー
2013年   船井総合研究所 第三経営支援部 グループマネージャー

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田中 晋也(タナカ シンヤ)

医療・介護・教育・福祉支援部 チームリーダー

1994年4月~1998年3月 オリエンタルランドグループ 東京ディズニーランド 準社員
1998年3月 明治大学文学部英米文学専攻 卒
1998年4月 株式会社JTB 入社
2002年3月 株式会社船井総合研究所 入社

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北垣 佑一(キタガキ ユウイチ)

医療・介護・教育・福祉支援部

島根県出身。首都大学東京(旧:東京都立大学)作業療法学科卒業。
急性期総合病院にて作業療法士として勤務したのち、船井総合研究所入社。
医療現場での経験から、患者中心、多職種連携、エビデンスに基づいた医療サービスの普及に尽力している。

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