2025年外来需要減に向けて内科院長に“今”お考えいただきたいこと

2019年03月12日 (火)

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いつもめでぃまがをお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の田熊です。

今回のメルマガでは、内科クリニックを取り巻く外部環境と、そこから逆算して“今”先生に取り組んでいただきたいことをお伝えいたします。

■外来需要のピークは2025年!今からどう対応する?
内科クリニック件数は年々増加の一途をたどっています。平成14年から平成29年までの15年間での内科クリニック数を見ると、
内科全体では2,077件増(103.4%)、
標榜科目別でみると、
・呼吸器内科:707件増(109.9%)、
・循環器内科:1,175件増(109.9%)、
・消化器内科:1,427件減(92.5%)と、
消化器内科のみ減少しているものの、内科全体としての総数は緩やかに増え続けています。

一方の患者数=人口は少子高齢化の影響で2008年をピークに減少を続けています。

このような環境の中、人口減、患者の高齢化による外来ニーズの減少が起こり、2025年から外来需要は減少し続けるという状況に入っていきます。

2025年というと先のように感じるかもしれませんが、わずか6年後です。また人口減少が早い地域ではもっと早い段階で先行して外来需要減少は始まります。

そのような状況を見据え今から先生に取り組んでいただきたいのが“特定分野(疾患)の徹底した強化”です。

■今から取り組んでいただきたいのは“特定分野(疾患)の徹底した強化”
患者さんは1㎞圏内や3㎞圏内など、一定の範囲内(診療圏内)から来院します。外来需要が減少すると診療圏内から来院する患者さんの母数自体が減少してしまうため、通常であれば患者数も減少してしまいます。
その対策として、特定の疾患を強化し診療圏を拡大することが非常に重要です。

その手順としては以下の3ステップになります。

ステップ1:強化する疾患を決める
ステップ2:ステップ1で決めた疾患の診療体制を充実させる
ステップ3:WEBを中心に据えて広報力を強化する

上記3つのステップの中で1番重要なのが1の「強化する疾患を決める」ということです。

■どの疾患を強化すべきなのか?
強化すべき疾患は①患者数が多く、②先生の専門性を発揮できる分野が望ましいです。

例えば近年弊社で取り組んでいる睡眠時無呼吸症候群治療の強化は、潜在患者数が400万人いるといわれていますが、実際に治療を受けているのは50万人弱で、これから大きく伸びる余地がある分野です。

また睡眠時無呼吸症候群は不整脈や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすリスクを増大させるとされており、循環器内科を中心に取り組む意義の高い疾患であるとも言えます。

今後ますます、専門分野を確立しうまく広報できているクリニックとそうでないクリニックの二極化は激しくなっていくと考えられます。
ぜひ“今”から、2025年を見据えたクリニックの経営戦略の構築と専門分野の確立に取り組んでいただければと思います。

■睡眠時無呼吸症候群強化セミナー開催のお知らせ
本文でも触れた睡眠時無呼吸症候群強化のセミナーを4月に東京に開催します。

今回のセミナーでは、睡眠時無呼吸症候群治療のパイオニアであり、現在1500名以上のSAS患者の治療を行う、福岡浦添クリニックの山口院長先生にゲスト講師としてご登壇いただきます。また弊社からはSAS患者の集患・離脱防止のノウハウを余すことなくお伝えいたします。クリニックの専門分野を確立するきっかけとして、ぜひご参加ください!

・内科向け睡眠時無呼吸症候群強化セミナーの詳細はこちらから
https://lp.funaisoken.co.jp/byoin-clinic-keiei/seminar/039822_lp/

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この記事を書いたコンサルタント

田熊 孝治

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外部環境(世の中の時流、診療報酬の動向)と先生・クリニックの強みを踏まえた、戦略から具体的戦術までの一気通貫したサポートを行っております。

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